
新しい仲間が加わりました
4月1日、レジスタエックスワンに新しい仲間が加わりました。
大阪に5人、東京に1人。合計6人の新入社員です。
社会人としての一歩を踏み出して3週間。
まだ緊張も抜けきらず、日々“全力”で頑張っている最中だと思います。
あの春、私も新人でした
この季節になると、毎年「自分が新人だった頃」を思い出します。
もう35年前のことになります。
1990年春。私はテレビ業界に足を踏み入れました。
バブルがはじける直前――いや、もうはじけていたのかもしれません。
当時は**「超売り手市場」と言われていた時代**で、友人たちは5社・6社と内定を持っているのが当たり前。
私も旅行会社などいくつかの内定を頂き、就職を決めかけていました。
けれど、どうしてもテレビ業界への憧れを捨てきれなかった。
8月の下旬、とある制作会社に問い合わせてみると、
「明日が締切ですが、まだ間に合います」と言われ、その場で申込を決意。
そして採用されました。
今こうして書きながら、あのときの気持ちがリアルによみがえってきました。
胸の奥が熱くなる感じ――それは、「叶った」という実感と、「始まる」という不安が入り混じった気持ちでした。
もし、あの時の自分に声をかけられるなら
35年経った今、あの頃の私にひと言、何か伝えられるとしたら、どんな言葉をかけるだろう。
「思ったよりしんどい!でも、想像以上に楽しい!」
――ありきたりすぎて、なんか違う。
「ええ仕事、選んだね。ありがとう!」
――ちょっとあざといかもしれないけど、でも本音です。
新入社員のみなさんへ
そして今、6人の新入社員を前にして、どんな言葉をかけたいか。
いろいろ考えてみましたが、やっぱりこう言いたいです。
「これから、たくさんのことを経験してください。いいことも、うまくいかないことも。
でも、それらは全部、あなたの“番組づくりの引き出し”になります。
安心して飛び込んできてください。私たちは、あなたの味方です。」
執筆者:玉谷 章(株式会社レジスタエックスワン プロデューサー)